こんにちはMasaです。
今から約20年前の2004年からの数年間、本来子供向けである絵本が大人の間でも流行っていきブームとなっていました。そのブームの火付け役となったのは米国の絵本作家「ロバート・サブダ」さんの「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」のしかけ絵本でした。ページを開くとキャラクターや建物が立体的に飛び出して来たり、ページの中のつまみを引くと絵が動いたり。その精巧さとデザインセンスの良さがとても魅力的でした。友達の子供にプレゼントした事もありました。
僕は本を読む(図録やデザイン関連の本を眺める)事が大好きなので、2年前に娘が産まれた時に彼女にも本が好きになって貰えたら嬉しいなと思い生後1ヶ月たたないくらいから絵本の読み聞かせを夫婦でたくさんして来ました。自分たちが買って来る絵本の他にも毎回図書館で約5〜10冊近くを借りて来て娘専用のカラーボックスには常に絵本がたくさんあります。嬉しい事に娘は現在、本が大好きになってくれて毎日自分からたくさんの絵本を読んでくれています。さらに音(僕達の声)から本の内容も記憶していて何冊も自分一人で読んでたりします😲
そんな娘が小学生?くらいになった時(まだまだ先ですが🙄)に一緒に読めたらいいなぁと思い、しかけ絵本ブームの火付け役となったロバート・サブダさんの「不思議の国のアリス」を購入してみました。当時は友達の子供へのプレゼントだったので中身をみる事は出来なかったので、実際に手に取って全てのポップアップをちゃんと見たのは今回が初めてでした。様々なしかけがあるので厚さも約5cm超あり手に取った感覚も確かな紙の心地良い重みがあり宝箱を開けるような感覚です。ページをめくると各ページ毎にストーリー中の印象的なシーンを見事に表現していて立体的に立ち上がって(ポップアップして)きます。当然ですが絵本なので次のページに移動する時にはまた平面に戻る、その動作の連続に新鮮な驚きと感動があって想像通りの素晴らしい絵本で美術品と言って良いほどの作品でした。そうなると他の作品も見てみたくなりますよねw
当初は「不思議の国のアリス」と「オズの魔法使い」の2冊の英語版と日本語版の合計4冊を家族の大事な絵本にしたい!と思っていましたが、僕自身が「しかけ絵本」の魅力にハマってしまいロバート・サブダだけでなく他の作品も積極的に集め始めていますw
今は手軽にスマホで美しい映像や写真は見れますが、視覚的な物だけで当然触覚的に訴えてくるものがない。改めて人の手で精巧に製本されて3次元で表現される世界観に心躍る「しかけ絵本」を手にして視覚と触覚で楽しめる「しかけ絵本」を体験してみて欲しいです。知らないなんてもったいない!😆
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